こんにちは!たいめんです!
今年も残りわずかですね。世界中が大変だった2020年、
何はともあれ今年が終わります。年明けはいつもと違う正月になりそうです。
「コロナが早く治りますように、皆がまた何気なく会える日々に戻りますように」と、世界中の人々が願いながら2021年を迎えると思います。
これって凄いことだと思うんですよね。世界中の人々が同じ経験をして、同じ思いで過ごしている。
将来、「あの時大変だったね!」と笑いながら世界中の人々と共感できるものを私たちは手に入れたのではないかと勝手にポジティブに考えています。
医療関係はじめ、コロナ渦で自身を犠牲にして戦ってくださった方々には感謝しかありません。
そうですね。やっぱり感謝ですね。色々あった1年でしたが、元気で来年を迎えられるのは沢山の方の支えと頑張りがあってこそ。
無理せずにほどほどに自分に優しく過ごしていきましょう。
自分をケアしていくことは大切です。健康であってこそ楽しい日々を過ごせますからね。今日は、心のケアのお勧めを紹介します。
「日本古来のマインドフルネス」といえば、「禅」ですが、そこから更に利休さんが開発してくれたのが「茶道」です。茶道は格式が高いと思われがちですが、手軽に体験することができます。私が週末手軽に通っている市営の茶室についてお話しします。
「松韻亭」静岡県浜松市の浜松城公園近傍にある茶室。いくつかの宗派の方が日替わりで運営しています。
400円を払えば誰でもお茶(煎茶か抹茶)と季節のお菓子をいただけます。
茶室からはお庭が見え、季節の移ろいを目で楽しむことができます。室内には季節に合わせた掛け軸とお花が飾ってあり日本古来のエンターテイメントを五感で体感することができます。
お菓子を食べる。
お茶を飲む。
景色、掛け軸、花を見る。
今日のお菓子は「年忘れ」という鼠(ねずみ)の印が入った餡、こういった洒落た演出がたまらなく好きです。
500年前に作られたこの様式はシンプルな行為の中に奥深さを感じることができます。
そして、心がスッキリ晴れやかになります。これがなかなか不思議なんですよね。
頭の中がモヤモヤしているなか茶室でお茶を飲めばスッキリ。
これは現代で言うマインドフルネス、非日常から離れシンプルな行為を行うことで精神を安定させる。最近、ビジネス書として多くの本が出ていますが、昔の人はすでに心のバランスの取り方と大切さを知っていたんですね。
皆さんの住まいの近くにも手軽に茶室を体験できる施設があると思うので是非探してみてください。
作法わからないよ!と思われるかもしれませんが、安心してください。何も気にせず自由にお茶を飲んで構いません。
作法を簡単でいいから知りたい!という方は、茶室に経験者がいらっしゃると思うので気軽に聞いてみてください。親切に教えてくれるはずです。私も作法がわからないのでたまに教えてもらってます。
大変だった2020年、心を新たに希望の2021年になるよう「一杯のお茶」で心をスッキリしませんか。
皆さんにとって2021年が良い年になりますように、
コメント