こんにちは、タイメンです。
今日はHSPの子供へHSPの伝え方についておすすめの方法を紹介します。
「自分の子供がHSPだけどどうやって伝えたらいいのかわからない」
「感覚のことだからどういっらいいのかわからない」
などのお悩みをお持ちの方の参考になれば幸いです。
伝え方の1つとして、RPG思考があります。
これは、私が考え出したHSPの考え方になります。
まず、RPGとは何なのか
テレビゲームやスマホゲームをしたことのある方はわかると思いますが、ロールプレイングゲーム(RPG)のことです。
ロールプレイングゲーム(RPG)とは、プレイヤーが架空のキャラクターを操作し、冒険やストーリーに参加するゲームジャンルです。キャラクターは通常経験値やアイテムを収集し成長し、プレイヤーの選択が物語やキャラクターの進行に影響を与えます。
ゲーム好きのHSPの子供にはこのRPGを例えとしてお話すれば伝えやすいと思います。
まず対人への疲れは、RPGで言うと「HP(ヒットポイント)」にあたります。
※HP(ヒットポイント)は、ロールプレイングゲームでキャラクターが受けることができるダメージや攻撃に対する耐久力や体力を示す数値です。プレイヤーキャラクターのHPがゼロになると、そのキャラクターは倒れたりゲームオーバーになることが一般的です。キャラクターが回復アイテムや魔法を使用することで、HPを回復させることができます。HPの管理は戦略的な要素を取り入れ、ゲームプレイの重要な一部となっています。
例えば、朝に起きた時にはある程度の元気があったものの、外出先で人と接していくうちに元気がなくなりヘトヘトになることが多いと思います。これはHPのゲージが段々減っていくのをイメージしてください。嫌なことがあればゲージの減りが早くなりますし、適度な休憩やストレスのかからない工夫をすれば減る速度が遅くなります。そして、体と心を癒すことをすればゲージが回復することもあります。
このようにお話しすれば子供もイメージしやすいかと思います。
横道にそれますがこの考え方は大人の方でも使えます。
HSPさんのこころの自己管理はとても難しいもの。特に私みたいにHSS型になるといろんなことに興味が常にあるので、、HPのゲージが少しでもあるとすぐにその元気を使って外出したり、無理したり、気がつけばゲージ0でクタクタになっていることがしょっちゅうです。
何か自己管理する方法で良い考え方はないかと悩んでいた時に思いついた方法がこのRPG思考です。
いわゆる今まで感覚だけで行なってきたこころの自己管理を可視化することができるということです。(可視化って言っても実際見えないですが、想像力の高いHSPさんだとイメージすれば見えているのと同等の効果が得られると思います。)
人間は感覚を人に伝えるのは苦手な動物です。なので時間感覚を伝えるために「時計」を発明したり、温度感覚を知るために「温度計」を作ったりなど人間の外側である環境の刺激を可視化してきました。ですが、人間の内側に関する可視化は体に関しては体温計や心拍計がありますが「こころ」の可視化装置はありません。ですので、イメージしやすいRPGを用いてお話するのがいいと思います。
何より大切なことは、このHSPというギフト(贈り物)をプラスにとらえ人生を楽しんでもらうことが大切です。
人生はRPGで言うと街を出たモンスターのいるフィールドみたいなもの、ビクビク過ごしているよりも自分を敵(ストレス)から守ってくれる装備品として肌触りの良い服やノイズキャンセル付きのイヤホンを買ったり、サングラスをつけたり、パーカでフードを被ってみたり楽しみながら自分のお気に入りの装備を集めるのも醍醐味だと思います。
最後に、HSPさんは生活や仕事をするうえでの苦労は絶えないものだと思います。大変なんですやっぱり。ですが、何度も言っていますが、その分HSPさんにしか経験できない良さもあるのでそれをみんなで見つけ共有していければより良い人生が送れるのではないかと思っています。人口の30%の少数派としての楽しみ方をこれからも楽しく見つけていきましょう!!
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